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EVENT 2024.04.18

唐津やきもん祭り2025特集記事 vol.4/唐津のやきものカルチャーを担う作陶家大特集


唐津は400年以上の伝統を誇るやきものの産地で、現在も約70もの窯元が市内に点在しています。毎年ゴールデンウィークには「唐津やきもん祭り」( 2025年4月29日(火祝)~5月5日(月祝))が開催され、窯元がまちなかに集結!やきもの好きにとっては、作陶家の皆さんと交流できるまたとない機会です。

今回は、唐津のやきものシーンを担うKARAEにまつわるやきもの作陶家たちのインタビュー記事をダイジェスト版で一挙ご紹介。作り手の哲学やライフスタイルを知ることで、奥深い唐津のやきものカルチャーの魅力を感じ、より愉しむことができるはず。

■「唐津やきもん祭り」を楽しめるイベント情報はコチラ


「赤水窯」熊本象

唐津焼の中で、異彩を放つ「赤水窯」熊本象さん さん。天平窯で修業をし、独立。作風の変化を恐れずある時はエレガントに、ある時はポップに、ある時はしとやかに。自由な色彩と品性を兼ね備えたポップさで多くのファンの心を掴んでいます。あくまで自分に正直にあり続ける、ロックに通ずる作陶への眼差しを垣間見ることができるインタビュー記事です。

▼「赤水窯」熊本象さんのインタビュー記事はこちら

やきもん祭り期間中は、KARAE2階のテラスでPOP UP販売を開催。大人気の猫陶器が充実したラインナップのほか、多肉植物作家とコラボしたワークショップも開催予定。ライトな色使いと美しい造形で異彩を放つ熊本象さんの世界観をカジュアルに楽しめます。

■イベント情報「赤水窯」熊本象さんのPOP UP
・会期:2025年4月29日(火祝)~5月5日(月祝)
・時間:10:00~17:00
・場所:KARAE2階 テラススペース
※状況により会期や時間は変更の可能性があります。
■最新情報は「赤水窯」熊本象さんのInstagramをチェック!

■イベント情報「赤水窯 多肉植物寄せ植えワークショップ」
・開催日:5月3日(土)
・時間:10:00~17:00(最終受付16:30)
・所要時間:30分程度
・おひとり様から参加可能
・年齢制限なし。小さなお子様も大歓迎♪

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「白華窯」吉永サダム

使い勝手の良い機能性とモダンデザインの器で、幅広いファン層の心を掴む人気作陶家「白華窯」吉永サダムさん。カフェ&ダイニング「KARAE TABLE」の器としても大活躍しています。

サダムさんは、有田窯業大学校で助手を務めたのち、「風ン谷淳窯」野村淳二さんに師事。「白華窯」を開きました。風土で育った伝統的なやきもののルーツとモダンなライフスタイルを交差させた、自身ならではのやきものを追い求め、オリジナリティ溢れる作風を確立されています。己と向き合いながら、常に「使い手に取ってより良い器とはなにか」を追及し続けるサダムさんにお話を伺います。

▼「白華窯」吉永サダムさんのインタビュー記事はコチラ

KARAE1階の「KARAE TABLE」では、サダムさんの器で、地元ブランド牛「佐賀牛」を用いた唐津絶品カレーを頂ける、食×器企画を開催。全国にも名を馳せる佐賀牛の中でも、1頭からわずかしか取れない希少部位“テール”をじっくりと煮込んだカレーです 。スパイス香る欧風カレーの個性を、手仕事らしい温かみのあるサダムさんの器が引き立てます。今回ご用意頂いたカレー皿は3種で、どの器が登場するかは食べるまでのお楽しみ!
さらに、期間中、サダムさんはKARAE中庭にて出展されます。ご本人との交流やお買い物を気軽に楽しめますよ♪

■イベント情報「「白華窯」吉永サダムコラボ企画!KARAE TABLEプレゼンツ「極上・佐賀牛テールカレー」」
・期間:2025年4月29日(火祝)~5月5日(月祝)
・場所:KARAE1階 KARAE TABLE
・提供時間:11:30~18:00 ※KARAE TABLEは7:30~18:00の営業
・内容
●極上・佐賀牛テールカレー 単品 / 1,760円(税込)
●極上・佐賀牛テールカレー 1ドリンクセット / 1,980円(税込)

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「由起子窯」土屋由起子

KARAE1階「GALLERY唐重」のカウンターに艶めく300枚以上もの黒唐津陶板アートを手掛けたのは、黒唐津の名手「由起子窯」土屋由起子さんです。

先駆けて唐津焼を世界に発信した隆太窯の中里隆さんに師事し、 卒業後に「由起子窯」を設立しました。力強さと女性らしいたおやかさが同居するシンプルな唐津焼は、お料理を引き立てるとして広く親しまれています。彼女の唐津焼への情熱、唐津愛を垣間見ることができるインタビュー記事です。

▼「由起子窯」土屋由起子さんのインタビュー記事はこちら

プロダクトデザイナー・寺内ユミさんがプロデュースする唐津のギャラリー「TOKIWAGI」では、やきもん祭り期間より「MISHINA×陶芸家」を開催。由起子さんをはじめ、唐津にゆかりのある作陶家の作品が並びます。さまざまな表情をみせる由起子さんの”黒”をたのしみに、ぜひお出かけください。

■イベント情報「MISHINA×陶芸家」
・会期:2025年4月29日(火祝)~5月5日(月祝)
・時間:10:00~18:00
・場所:TOKIWAGI
・内容:11名の唐津所縁の陶芸家が参加し、それぞれの個性と技が光る器が揃います
■イベントの詳細は「TOKIWAGI」Instagramをチェック!

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岡本修一

独自のセンスとデザイン力で新たな唐津焼の世界を切り開く岡本修一さんは、今注目の若手作陶家です。

作陶家「作礼窯」の岡本作礼さんを父に持つ修一さん。一時はデザイナーの道へ進みますが、紆余曲折の末、帰郷し父である作礼さんのもとで修行し、2018年に独立されました。唐津焼の伝統的な手法を用いながら、デザイナーとして培った独自のセンスで唐津焼の新境地を切り開いています。そんな彼の今に至るプロセスと作陶への想いを伺いました。

▼岡本修一さんのインタビュー記事はこちら

やきもん祭り期間中は、KARAE2階で個展を開催。ご本人が在廊されるので、直接作り手とお話できる絶好の機会です。思わず手に取りたくなる器が勢ぞろいすることでしょう。どうぞお楽しみに。

■イベント情報「岡本修一 うつわ展」
・会期:2025年4月29日(火祝)~5月5日(月祝)
・時間:10:00~17:00
・場所:KARAE2階 MEMEレンタルスペース
※状況により会期や時間は変更の可能性があります。最新情報は岡本修一さんInstagramをご確認ください。

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「鳥巣窯」岸田匡啓

唐津の奥深い山にある鳥巣で作陶活動をする「鳥巣窯」岸田匡啓さんは、KARAEのダイニングカフェ「KARAE TABLE」の陶板アートを手掛けたアーティストのひとりです。伝統的な古唐津の手法や世界観を汲み取りながら、エッジの効いた多彩でモダンな唐津焼を世に送り出している今注目の若手作陶家です。

静岡に生まれ、大学進学と共に上京。美術史を学びながら、日本各地の民芸を見るうちに、唐津焼にのめり込んでいったという異色の経歴を持つ岸田さん。唐津へ移住し、唐津焼作陶家・川上清美さんのもとで修行され、2012年に「鳥巣窯」を設立。彼の作陶に取り組む深い情熱と信念を感じるインタビュー内容です。

▼「鳥巣窯」岸田匡啓さんのインタビュー記事はこちら

やきもん祭り期間中は、KARAEを運営しるまちづくり会社・いきいき唐津がリノベーションをした古民家「中町Casa」の2階展示場で個展を開催。築90年のレトロな室内に、岸田さんの繊細で美しい唐津焼が並びます。岸田さん作品約200点が一堂に会するこの機会にぜひお出かけください。

■イベント情報「鳥巣窯 岸田匡啓 個展」
・会期:2025月29日(火祝)~5月5日(月祝)
・時間:10:00~17:00 ※作家在廊予定
・場所:中町Casa2階
■最新情報は「鳥巣窯」岸田匡啓さんのInstagramをチェック!

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「三藤窯」三藤るい

力強さと品性を兼ね備えた存在感ある一点ものの唐津焼を作陶する一方で、現代の食卓にすぐに取り入れることができるモダンな窯ものも人気の女流作陶家「三藤窯」三藤るいさん。「KARAE TABLE 」の佐賀県産ブランド苺「いちごさん」の器は三藤窯作です。

福岡出身の三藤さんは、若いときから器好きで、好きが転じて本格的に唐津焼の道を志したのは社会人になってから。ただでさえ女性には厳しい焼き物世界で、情熱で唐津焼の巨匠・川上清美さんの門戸をたたき弟子になり、のちに「三藤窯」を築窯します。山で土を掘り、素材作りから真摯に作陶と愚直に向き合う日々。女性らしいたおやかさと、一本芯の通った凛々しさの両面を併せ持つ彼女の素顔に迫ります。

▼「三藤窯」三藤るいさんのインタビュー記事はこちら

やきもん祭り期間中は、KARAEから徒歩2分の「義経の館」で弟弟子・明賀亘さんと二人展を開催。会期中はご本人が在廊予定です。三藤窯の世界観を存分にお愉しみください。

■イベント情報「三藤るい・明賀亘二人展」
・会期:2025年4月29日(火祝)~5月5日(月祝)
・時間:10:00~17:00 ※作陶家在廊
・場所:義経の館
■最新情報は「三藤窯」三藤るいさんのInstagramをチェック!

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「健太郎窯」村山健太郎

唐津湾や松原を見下ろす唐津は浜玉町にある山の中腹に窯を構える「健太郎窯」村山健太郎さん。 岸田さん、三藤さんと同じく、川上清美さんのお弟子さんのひとりです。

唐津出身の村山さんは、大学でデザインを専攻後、モノづくりに携わりたいと唐津焼の道へ。川上清美さんのもとでの修行後に独立しました。伝統的な手法を用いながらも、「伝統工芸とは何か?」「唐津焼を後世に繋げるためには何が必要か?」という問いに向き合い、その思想を具現化する新しい挑戦を恐れない村山さん。いち早くInstagramなど活用し、唐津焼の新たなファン層を築いてきました。そんな村山さん独自の唐津焼の視点とこれからを伺いました。

▼ 「健太郎窯」村山健太郎さんのインタビュー記事はこちら

今年のやきもん祭りでは、KARAEから徒歩3分の刀町にて、ジャンルを超えて活躍する手仕事作家や商店が集結した、ひときわ異彩を放つ限定イベントに参加。やきものを起点に香り、茶、酒など五感を刺激するカルチャーミックスを体感できますよ。

■最新情報は「健太郎窯」村山健太郎さんのInstagramをチェック!

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飯田隼人

唐津の地で修行を重ね、2024年の春に独立した、全国から注目を浴びる若手作陶家・飯田隼人さん。幼い頃からものづくりが好きで、中高時代は絵画にのめり込んだそう。就職を機に上京し、ブライダルフォトの世界に飛び込みました。多忙ながらもクリエイティブな仕事を楽しむ最中(さなか)、東日本大震災に見舞われ帰郷。自分自身の起点に立ち返り、ものづくりに携わりたいと陶芸を学ぶことに。やがて、やきものを通した自己表現の世界に心奪われ、作陶家として身を立てようと決意します。

▼ 飯田隼人さんのインタビュー記事はこちら

全国に名を轟かせる唐津の窯元「天平窯」岡晋吾さんのもとで修業し、満を持して独立。唐津の新星として活躍中の飯田さんに、これまでの道のりと目指す将来像を伺いました。

唐津やきもん祭り期間中は、KARAE1階「GALLERY唐重」の「十人十色の暮らしの器展」にて展示販売。唐津のスピリッツを汲み取りながら、自由な世界観を切り開く若手作家作品、必見です。

■イベント情報
・会期:2025年4月29日(火祝)~5月5日(月祝)
・時間:10:00~18:00
・場所:KARAE1階 GALLERY唐重
■飯田隼人さんのInstagramはこちら

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「天平窯」岡晋吾

既存の概念に囚われず、進化を続ける「天平窯」岡晋吾さん。KARAE3階の「HOTEL KARAE」の入り口には晋吾さん作”マジョリカ焼”を用いています。

晋吾さんは、料理研究家の志の島忠(しのじまちゅう)氏に師事し、時には海外まで足を運びながら、様々な技法を目にし習得してきました。晋吾さん独自の世界観と熟練の技から生まれる器たちは、そのオリジナル性から”岡晋吾焼”と呼ばれています。世界中にファンを持ち、たゆまず進化し続ける彼の原動力は何か、その核心に迫ります。

▼「天平窯」岡晋吾さんのインタビュー記事はこちら

「櫨ノ谷窯」吉野敬子

KARAE TABLE」 の壁一面を飾る陶板アートを、「鳥巣窯」岸田匡啓さんとの合作で手掛けて頂いた「櫨ノ谷窯」吉野敬子さんは、奥唐津・南波多で作陶活動をされています。

吉野さんは、砂岩を原料とした400年前の古唐津(こがらつ)の作陶法を先駆けて確立させた作陶家である父・吉野魁さんの技法と、「半農半陶」という哲学を受け継ぎ作陶に取組んでいます。 葦葺き屋根の日本家屋を守り、かつての牛小屋を 「櫨ノ谷窯」ローカルフードを楽しめる カフェにし、やきものと共に土地のカルチャーを発信し人をつなぐ場をつくってきた吉野さんの、唐津焼の魅力と櫨ノ谷窯への想いを伺いました。

▼「櫨ノ谷窯」吉野敬子さんのインタビュー記事はこちら

「櫨ノ谷窯」には、茶室と、吉野敬子さん、父・魁さんの作品を鑑賞できるギャラリー「gallery KAI」、牛小屋をリノベーションして開いたカフェ「cafe Reed」があります。カフェでは、櫨ノ谷で採れる野菜や果物の季節のスウィーツを吉野さんの器で頂けます。是非日本の原風景を感じる窯元に足を延ばして見てください。流れる時間がきっと違いますよ。

■最新情報は「櫨ノ谷窯」のInstagramをチェック!


【KARAEにまつわるインスタグラムのご案内】
●唐津の魅力を伝える商業複合施設:KARAE @karae_karatsu
●ブティックホテル:HOTEL KARAE @hotel_karae_
●コンセプトショップ:KARAE SHOP @karae_shop
●カフェ&レストラン:KARAE TABLE @karae_table
●やきものギャラリー:GARALLY 唐重 @gallery_karae
●映画館:THEATER ENYA @theater_enya
●飲食店:たまとり @tamatori_karatsu
●飲食店:シャンリー唐津 @karae1xiangli
●シェアオフィス&レンタルスペース:MEME KARATSU @memekaratsu

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