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LOCAL 2020.09.02

KARAE Report Vol.06 情緒あるまちの風景に誘われて~鮨と器を堪能する唐津旅~


昭和レトロな風情あるまちで出会う唐津ならではの海の幸

 軒下に揺れる提灯のもと、どこか懐かしい風情漂う中町(なかまち)。朝には市場の新鮮な食材を買い付けにやって来た料理人たちで賑わい、日が落ちると唐津っ子たちが行き来する繁華街へと変わります。軒を連ねる食事処のなかでも、国内外の美食家たちに愛されている名店が『鮨処つく田』です。今回はKARAEを訪れた方に是非おすすめしたい、海の幸に恵まれた焼き物文化のまち・唐津だからこそ堪能できる、鮨と器の少し大人な唐津旅をご紹介します。


 昔懐かしい風景が今も鮮やかに残る中町は、唐津の海幸山幸が集まる“唐津の台所”として唐津っ子に親しまれています。軒が連なる中町商店街は、かつてリアカー行商がひしめき合う青空市場でした。時代と共にリアカー行商の数は少なくなったものの、その文化は健在です。唐津でとれた野菜や果物、花々がリアカーに積まれ、人々の声が行き交う通りは、当時の賑わいを思い起こさせます。

 そんな昭和レトロな中町に、国内外の食通が集う鮨屋があります。ミシュラン二つ星獲得の名店『鮨処つく田』です。大将は、 この道約30年の、多くの美食家が信頼を寄せる鮨職人・松尾雄二(まつおゆうじ)さん。

 1993年の開業以来、カウンター越しにこのまちの移り変わりを見てきた松尾さんと共に、唐津で味わう鮨と器の世界を覗いてみます。

『鮨処つく田』の大将・松尾雄二さん。

 質の高い旬の食材の提供を守り続けている松尾さんが鮨のネタとして主に使用するのは、唐津産の魚介類です。副菜には唐津・佐賀の旬の野菜を、舎利は佐賀県産のお米を使用しています。唐津産にこだわっていたわけではなく、お客様に新鮮で美味しいものを提供しようと試行錯誤した結果、自然と佐賀・唐津のものが多くなったのだそう。その土地のものを最も美味しい状態で頂けるのは、旅の醍醐味のひとつですね。

中町の朝は新鮮な食材がずらりと並ぶ 。

 新鮮な旬の旨味と高品質な食材を追求する松尾さん行き付けの仕入れ場は、ここ中町です。唐津の食材が集まる朝市には、松尾さんをはじめ、その道のプロである料理人たちが仕入れのためひっきりなしに訪れます。


鮮魚店、青果店、精肉店が中央の通路を一本挟んで両側に並んぶ懐かしい風情の集合マーケット。

 松尾さんが素材からこだわり抜いた逸品を、『つく田』では唐津焼と共に頂きます。わびさびの世界観を伝える唐津焼は、先駆けて世界に唐津焼を発信した『隆太窯』中里隆さんの作品です。

(※)中里隆(なかざとたかし)さん
1937年~/唐津焼の名門・人間国宝にもなった十二代中里太郎右衛門(無庵)の五男として唐津に生まれ、先駆けて唐津焼を世界に発信した。唐津市内に窯元『隆太窯(りゅうたがま)』を構える。

『隆太窯』のギャラリー

 唐津出身の松尾さんは、かねてより中里隆さんの甥っ子と仲が良く、そのご縁で中里隆さんとの交流が始まりました。松尾さんは、中里隆さんからの紹介をきっかけに、銀座に店を構える江戸前鮨の名店『きよ田』へ修行を兼ねて通い、鮨職人としての腕を磨きます。その後、松尾さんが開業した『つく田』の店内デザイン設計は、中里隆さんに紹介された設計家に一任されたそう。開店の際には、中里隆さん自ら『つく田』のために器をつくり揃えたそうです。
 その長年に渡る交流を振り返り、「中里隆先生との出会いは、間違いなく人生の転機だった」と松尾さんは語ります。

白木のカウンターが目を惹く店内。奥に見える花器は中里隆さんの作品です。

 以来、約30年の間、中町の風景を見守ってきた松尾さん。「昔は唐津の台所として賑わった中町も、時代の波に押されて廃れてしまった時期もありました。しかし、数年前にファサードを改装し、軒の並ぶ商店街として生まれ変わってから、以前のような活気を取り戻しました。今では観光客の方に綺麗なまち並みだと言って頂けるようにもなり、嬉しい限りです」と、その移り変わりの様子をお話してくださいました。

 口に含めばとろけてしまう鮨と、伝統文化の唐津焼で味わうお酒…。 中町が辿ってきた歴史を感じ、情緒漂う昔懐かしいまち並みをそぞろ歩きしながら、贅沢で少し大人な唐津を楽しんでみてはいかがでしょう。


■唐津市の「マジ割キャンペーン」で「つく田」がお得に楽しめます!
現在唐津市で開催中の九州7県を対象とした旅行客が宿泊施設に半額で泊まれて、唐津市内の飲食店・お土産屋などで利用できる5,000円相当の半額クーポン券が贈呈される唐津市の「マジ割キャンペーン」に HOTEL KARAEも参加しています(詳しくはコチラ) 。「つく田」でも半額クーポン券がご利用頂けます。HOTELKARAEは『鮨処つく田』と目と鼻の先。お得なキャンペーンで唐津に泊まって、まち歩きをして、おいしいお寿司に舌鼓み…。唐津を訪れるのに、絶好の機会です!


つく田-Tsukuta-

住所
〒847-0051 佐賀県唐津市中町1879-1
TEL
0955-74-6665
HP
http://tsukuta.9syoku.com
営業時間
12:00~14:00/18:00~22:00
休業日
月曜日・唐津くんち期間・年末年始
駐車場

隆太窯-Ryutagama-

住所
〒847-0825 佐賀県唐津市見借4333番地1
TEL
0955-74-3503
HP
http://www.ryutagama.com
営業時間
10:00~17:00(見学・販売可) ※団体様の場合は要予約
休業日
水曜日・木曜日・唐津くんち期間・年末年始
駐車場
有(乗用車3台)


泊まる/KARAE TABLE

KARAE3階のHOTEL KARAEは、唐津の自然美・白砂青松の風景に着想をカラーコンセプトに、ミニマルで落ち着いた空間となっています。各お部屋には、唐津の七山にある紙漉思考さんの和紙のオブジェが飾られており、ラウンジや廊下には、いろんなアーティストが参加したインテリアが楽しめます。唐津の玄関口に位置し、駅・バスセンターへのアクセスも良好。唐津ならではの体験プランもご用意。唐津のまち歩きのポートとなるようなホテルです。

食べる/KARAE TABLE

KARAE1階「F.L.O.S.S(フロス)」をテーマにしたカフェ&ダイニングのKARAE TABLE では、唐津・佐賀・九州の新鮮な食材を楽しめます。唐津焼陶板アートが壁一面に施された落ち着いた空間で、MY唐津焼マグカップを選んで楽しめるコーヒーセットもあり、手軽に唐津の伝統文化を感じられます。