KARAE1階にある映画館シアター・エンヤでは、マリー・アントワネットが愛した絹「セヴァンヌ」を巡る、日本の伝統を取材したドキュメンタリー映画『マダム・ソワ・セヴェンヌ』 の7月31日(金)〜8月6日(木)の1週間限定で上映。今回、シアター・エンヤでの上映を記念して、8月1日(土)13:45の回上映終了後、トークイベントの開催が決まりました!
ゲストとして、佐賀県出身の染織作家であり、木版摺更紗(もくはんずりさらさ)における人間国宝の鈴田 滋人さん、その息子であり同じく染織作家の鈴田清人さん、本作のプロデューサー・細尾真生さん、佐藤広一監督をお招きします。
伝統工芸の世界に触れ、佐賀県ゆかりの人間国宝のお話や、製作陣による秘話を伺える貴重な機会です。ぜひ足をお運びください。
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映画『マダム・ソワ・セヴェンヌ』のストーリー

⾃然と⼈がつむぐ神話
マリー・アントワネットが愛したとされる、
ロココ時代の伝説の絹〈セヴェンヌ〉
神々しい⽩さと豊かな光沢。
軽くて強い特性を持ち、
世界⼀美しい絹と謳われた。
幻になってから300年の時を経て、⽇本で蘇りました。その伝統と技術を未来に繋ごうと、シルク産業の最前線にかかわる⽇仏の養蚕家、製⽷・織物職⼈、染⾊家、研究者や世界メゾンの取り組みを、3年の歳⽉をかけて取材しました。かつて世界最⾼品質であった⽇本の養蚕技術。現状や海外からの視点を交え、これまで明らかにされることのなかった匠の⼿仕事と技術、天然素材で染抜かれた⽬が覚めるような⾊彩を余すことなく記録しました。
語りは⻄陣織や丹後ちりめんにも造詣が深く、絹⽂化の伝承を早くから意識的に実現されている、歌舞伎役者で⼈間国宝の坂東⽟三郎さんが務めました。シルクが辿った歴史と今を味わい深く、雅びなナレーションで包みます。

登壇者プロフィール
鈴田 滋人(すずた・しげと)さん
1954年佐賀県生まれ。重要無形文化財「木版摺更紗(もくはんずりさらさ)」の保持者(人間国宝)。武蔵野美術大学で日本画を学んだ後、父・照次の急逝を機に染織の道へ。幻の「鍋島更紗」の復興に尽力した父の遺志を継ぎつつ、独自のモダンな幾何学文様の世界を確立しました。木版と型紙を併用する高度な伝統技法に、日本画の感性を融合させた静謐で格調高い作品は高く評価され、2008年に人間国宝に認定。現在は日本工芸会常任理事などを務め、伝統の継承と発展に貢献しています。
鈴田 清人(すずた・きよと)さん
1993年佐賀県生まれ。祖父・照次、父・滋人(人間国宝)と続く染織家の家系に育つ。金沢美術工芸大学卒業後、父に師事して一子相伝の「木版摺更紗(もくはんずりさらさ)」の世界へ。伝統を守る葛藤の中で海外の装飾美に触れ、模様が持つ「人の心を豊かにする力」を確信。植物の綿密なスケッチから着想を得た、現代の生活に彩りを添える瑞々しいデザインを追求しています。2023年に日本伝統工芸展で新人賞、2025年には日本工芸会奨励賞を連続受賞するなど、伝統と現代を繋ぐ若き3代目として脚光を浴びています。
細尾真生(ほそお・まさお)さん
元禄元年(1688年)から続く京都・西陣織の老舗「細尾」11代目当主(現代表取締役会長)。伝統の帯幅を世界基準の150cmへと変革し、海外のハイブランドにテキスタイルを提供するなど西陣織のグローバル化を牽引しています。近年は絹織物の源流である養蚕の研究にも注力。日仏のシルク産業の最前線と伝統の未来を描く本作ではプロデューサーを務め、伝説の絹のよみがえりと匠の手仕事を追った映像を通じて、織物文化の可能性を世界に発信しています。
佐藤広一(さとう・こういち)監督
1977年山形県生まれ。映画監督、フリーディレクター。1998年に短編映画『たなご日和』で東京ビデオフェスティバルゴールド賞を受賞。劇映画『隠し砦の鉄平君』のほか、数々の話題作で撮影・録音を担当。近年はドキュメンタリー映画の監督として活躍し、大杉漣氏がナレーションを務めた『世界一と言われた映画館』や『紅花の守人』などを発表。最新作の日仏合作映画『マダム・ソワ・セヴェンヌ』では、職人の手仕事と絹文化の未来を瑞々しい映像美で描き出し、国内外から高く評価されています。
イベント情報
【日程】2026年8月1日(土)
【時間】13:45 作品上映後(舞台挨拶開始は15:20頃を予定)
【料金】一般1,900円、60歳~・大学・専門生1,200円、高校生まで1,000円
【チケット】5日前から劇場窓口、WEBで購入可
【上映作品】『マダム・ソワ・セヴェンヌ』
※上映期間は7月31日(金)~8月6日(木)
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https://theater-enya.com/archives/10821

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