KARAE1階にある映画館シアターエンヤでは、“食”としてのクジラと“科学”としてのクジラを贅沢に語り尽くすドキュメンタリー映画『鯨のレストラン』 を7月26日(金)〜8月1日(木)の1週間限定 で上映。今回、7月27日(土)14時の回の上映終了後、ゲストとして八木景子監督が招かれ、舞台挨拶を開催することが決定されました。
映画『鯨のレストラン』のストーリー
全盛期の日本での消費量と比べて現在では1%までに衰退したクジラ産業。そんな苦境な状況で「一乃谷」の大将、谷光男は、あえて「クジラ専門店」を運営している。かつては、日本の高度成長期時代、日本人のタンパク源のトップがクジラだった。牛や豚、鳥よりもクジラが多く食されていた。クジラは今では輸入に依存しているが、「輸出」までしていた。現在では「クジラ専門店」は、国内では手で数えるほど数件になってしまったが「一乃谷」は全国のクジラ店からも一目おかれ尊敬されている。大将の谷が東北から上京して東京・神田に「一乃谷」として、お店を構えたのは、宮城県・石巻市で東日本大震災が起こる1年前の2010年のことであった。石巻市は、国内では最大の捕鯨基地である。本作はクジラの料理としての魅力だけではなく、環境問題にも触れ、科学的な見地から現代におけるヴィーガンブームからの森林伐採を含め「タンパク源」のバランスの問題にも向き合う。自然資源のルールを決める国際会議と無縁の「クジラ専門店」の大将と、国際会議の主要人物の証言を記録したものである。
■登壇者プロフィール
八木景子監督
東京生まれ。ハリウッド・メジャー映画会社の日本支社勤務後、「合同会社八木フィルム」を設立。
長年恐れられていた捕鯨の問題を扱った映画『ビハインド・ザ・コーヴ』は自費を投じ撮影/編集/監督をした。2015年に世界8大映画祭の一つであるモントリオール世界映画祭に選出された他、多くの映画祭で様々な賞を受賞。ワシントンポストをはじめニューヨークタイムズ、ロサンゼルスタイムズなど海外の数多くの大手メディアに取り上げられた。しかし、配給会社がつかず、さらに自ら借金と寄付を募り配給まで行った。日本のドキュメンタリー映画としては珍しく世界最大のユーザー数を持つNETFLIXから世界へ配信され大きな反響を呼んだ。
■イベント情報
【日時】
7月27日(土)14時の回、上映終了後
【料金】
一般1,800円、シニア(60歳以上)1,100円、3歳~大学生1,000円 ※シニア、学生は要証明書
【備考】
・チケットはご鑑賞ご希望日の5日前から劇場窓口、WEBでご購入できます。
▼THEATER ENYA事務局
〒847-0045 佐賀県唐津市京町1783
TEL:0955-53-8064 FAX:0955-72-3288
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