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INFO 2021.11.22

KARAE内装費1000万円支援テナント募集について、皆さんの質問にお答えします!

 
 現在「KARAE/唐重」では、内装費1000万円支援をともなった飲食店テナント募集が行われています。AFTERコロナを見越して唐津を盛り上げていこうという注目の一大企画。おかげ様で、これまで沢山の方にお問合せやご質問をいただいています。そこで、KARAEを運営する唐津のまちづくり会社「いきいき唐津株式会社」の甲斐田専務に、これまで皆さんからいただいた質問に答えてもらいたいと思います。


Q1.今回の事業、テナント出店を考えている人にとっては、とてもありがたい企画。でも、一方でちょっと出店者にとっては条件が良すぎる話で、裏があるのではないか?という質問もあるのだとか。

— そうなんです。あまりにいい話すぎて「オイシイ話には裏があるのでは?」と実際に聞かれたことがあります(笑)。ズバリ、裏はありません(笑)!何故このような企画ができているかというと、実はこの1000万円の支援は、観光庁の拠点再生計画という事業に採択されていて、唐津の観光活性化に資する旅館・ホテル・観光施設等の改修に活用できる助成金が入っています。具体的には、1000万円のうち観光庁から500万円、そして、KARAEを運営するいきいき唐津株式会社から、500万円支援する形になっています。

Q2.この支援を受けたあと、返済などは一切しなくてよい?

— はい、金銭消費貸借契約ではありませんので、支援をうけたからといってテナント出店者に借金ができるわけではありません。あくまで「支援」なので。ただし、今回の支援をうけて入居したテナントは、最低入居期間が5年となっていて、それ以内に退去する場合は、残りの契約期間の家賃をお支払いいただくことになります。それくらいの本気度で出店していただく覚悟が必要です。

Q3.なるほど支援をうけて「すぐにやーめた!」といことはできないという事ですね。今回このような企画にいたった背景は?

— もともと、まちづくり会社であるいきいき唐津は、商店街の活性化をひとつのミッションとして掲げています。その実現に向けて、2019年11月にホテル、カフェ&レストラン、映画館、アンテナショップ、ギャラリー、シェアオフィス&コワーキングスペースが一体となった複合商業施設KARAEを開業しました。ところが、KARAEを設立した1か月後に、新型コロナウィルスが出はじめました。 KARAE設立当時は、今回の空きテナントに対して飲食店から何件か入居の相談があり、その後も何件か問合せがありましたが、コロナ禍でそのような話は立ち消えに。

そして、唐津のまちもコロナ禍で大きな打撃を受け、コロナ前と比較した唐津のまちなかの観光施設への入込客数は約34万5千人から14万4千人と65%減となりました。でも、いつまでたっても落ち込んでいてはいけません。AFTERコロナ/WITHコロナ時代の中で、少ししずつ状況は変化し国内観光も復調の兆しがあります。またコロナのおかげで、多くの人がローカルや地方創生に興味を持ってくれるようになりました。そこで、KARAEの空きテナント解消を通して、何とか少しでも唐津の落ち込んだ観光や商業を元気にできないか、そんな思いで今回の企画をしました。

Q4.支援をするいきいき唐津株式会社にとってのメリットはあるのですか?

— はい、KARAEを設立直後にコロナ禍に見舞われ、当社も例にもれず、大変厳しい経営を強いられました。そんな中で会社の未来を見たときに、今後会社の収益をどのように作っていくか方法は大きく2つあると思っています。ひとつは自分達で新しい収益事業、ビジネスをはじめること、そしてふたつ目は、まちの活性化を一緒にしてくれる仲間に投資をすることです。

 いきいき唐津はこれまでOdecafe中町CASAにつづいてKARAEを設立し、飲食店、ホテルカフェアンテナショップ映画館など「こういうのが唐津にあったらいいよね」という市民の皆さんの声をもとに、自分達でリスクをとって頑張る商業開発は十分やってきました。なので、今度は唐津で一緒に頑張ってくれる素敵な仲間を見つけ応援し、その方たちの頑張りでKARAEや唐津のまちにお客さんを呼び込んでもらい同時に、私達は応援した分を家賃収入で投資回収がきればよいと考えています。

 出店するお店にとっては、最初にかかる内装費の設備投資のための借入などはせずに新たな挑戦ができ、会社は仲間を見つけて投資をすることで、家賃によって投資回収でき、またそのお店が長く続いてくれれば会社の利益になりますし、お店がうまくいくということは、商店街や唐津のまちにくるお客様が増えるということ。なので、今回の事業は私達が一方的に支援するとは思っておらず、テナント出店者のビジネスが軌道にのることで、テナント、まちづくり会社、唐津のまちは、WIN-WIN -WIN の関係にあると思っています。

Q5.なるほど、テナント出店者の商売がうまくいけば、会社もまちも潤うということですね。テナント出店者が事業を軌道にのせていくのに、内装費支援以外に何か支援はありますか?

— まず、今回、観光庁の事業ということもあり、スケジュールが結構ハードなんですよね。それで、決まったテナント出店者はアイデアを設計に落とし込んだり、工事事業者の合い見積もりをとったりして工事事業者を決めたり、いろんなことを超特急で進めなければなりません。まずは、そこを必要があれば私達がフォローします。

 次に、お店の集客を進める広報支援です。いきいき唐津の各事業のSNSの総フォロワー数は現在約2万人。中でもKARAEのSNSやLINEを通して、広報支援をさせて頂きます。私達の強みは、地元でどのようなメディアがあり、どのような方法だと地元に情報が行き渡るかということを熟知していること。そのノウハウを活かして皆さんの広報をお手伝いします。更にスタートアップの広報支援だけではなく、例えばKARAEに入居する HOTEL KARAE とのグルメのコラボ宿泊プランの企画や映画館THEATER ENYAクーポン協力店として紹介させて頂くことも可能ですし、KARAEのウェブサイトで定期的に発信しているローカル情報をまとめた KARAE REPORTでお店のことを記事として打ち出したり、Googleマイビジネスの充実を支援するなど、入居が決まったテナントにはいろんな角度から持続的な広報の応援をしていきます。

Q6. 具体的に、どんな飲食店に来てほしいですか?

— 業種業態は問いません。今まで問合せがあったのは例えば、カフェ、ラーメン、フレンチなどです。ホントに飲食店であれば何でもOKです!テイクアウトが中心でも良いです。私達が考えるのは、そのお店がKARAEに入居したとき、KARAE、そして唐津の商店街が面白くなるのか?集客できるコンテンツとなるか?という点です。また、いきいき唐津としては500万円を支援するわけですから、入居したお店にはしっかりと収益を上げ、家賃を払ってもらう必要がありますので、どんなジャンルであれ、経営計画の実現可能性が高いこと、売り上げを立てるための戦略に具体性があるかという点を重視しています。KARAE、そして唐津の場所としてのポテンシャルを存分に引き出し、活かしてもらえると嬉しいですね。

Q7.実際にKARAEのテナントに入った際、どのくらいの売上があれば飲食店経営として成り立つのでしょうか?

— 一概には言えないのですが、一般的に飲食店の経費は、食材費(Food)と人件費(Labor)の経費が売り上げの65%以内、家賃が売り上げの10%程度であることが目安とされています。そう考えると、今回募集をしているテナントで考えると、120万円/月、3~4万円/日を売り上げれば、利益が出るというイメージです。もちろん、業種業態によって原価などは違いますし、飲食だけでなく物販をされたりする場合は違ってきますが。

Q8.とはいえ、都会ほどの通行量のない地方都市で事業を始めるリスクは高くないですか?

— 確かに、唐津は全国の地方の例にもれず、人口減少や少子高齢化が進んでいます。地元の商業圏の規模は小さくなり続けるトレンドは今後劇的に変えることは難しいですし、そういう意味では多くの人が行き交う大都市に比べると、商売をするにはハンデがあるかもしれません。一方で、コロナによる生活スタイルや価値観の変化もあり、全国的にローカルが注目される中で、唐津は福岡からのアクセスも大変よく、自然や文化伝統の息づく観光都市として、改めて興味を持って訪れて下さる方が増えている実感があります。しかもこれまでアクティブシニアである中高年層が多かったのが、コロナを機にぐっと若い人も唐津の商店街に足を運んでくれるようになりました。ホテルの宿泊者をみても客層が広がっているのは顕著ですね。そして実際に、この10年間、唐津の商店街の空き店舗は減り続けています。インターネットが発達しスマホが普及したおかげで、お金をかけて広報をしなくても、良いお店はすぐに口コミで広がったりSNSで話題となったりするので、唐津の商店街でも行列ができるお店もあったりするんですよ。あとは、飲食店をするのに絶対間違いない有利な点は、唐津の食材の豊かさと安価さですね。

Q9.では、唐津はこれから注目のローカルといっても過言ではない?

— そうですね、私の主観や想いや願いを一旦横に置いたとしても、国土交通省が発表したKARAEのある呉服町商店街の地価(土地の価格)は、近年下がる一方だったところ、KARAEを地域要因として地価の下げ止まりを発表しています。KARAEはもともと11店舗の空き店舗群を再開発した商業施設。商店街がシャッター街になっていくか、それとも復興していくかという別れ道にあったところ、国はKARAEが建設されたということで、そのまちの土地の価値が担保されたと評価したんです。それは、これからこの街に訪れる人や住む人が増加する可能性を示唆するもの。客観的な数値でも唐津のポテンシャルは証明されたと言えます。このことだけでも、これまで10年間頑張ってきた甲斐があったなあとしみじみ思います。

Q10.唐津は「唐津くんち」など世界に誇るお祭りなど伝統文化が豊かなイメージがありますが、それは逆に古いまちで新しい挑戦者はやりにくい、ということはありませんか?

— 唐津の商店街はかつて城下町の町人町として栄えた歴史のあるまちで、しかもそこに唐津くんちの「まつり文化」が加わります。人情味あふれる優しいまちである側面もありますが、独自の文化を持つ地方のまちで新参者がまちに馴染む、受け入れてもらうのにい少なからずハードルがあるのも事実です。ですが、今回はKARAEの中のテナントとしてスタートしていただきますので、常にまちづくり会社のいきいき唐津のサポートがあります。私達は10年間まちづくり会社として活動する中で、途中様々な葛藤はありましたが、今は多くの方たちが応援してもらえる会社へと成長しました。まちとの関係性を築き上げてきた私達が、必要なときは潤滑油としてテナントの皆さんのフォロワーになりますので、安心してください。

1000万円支援以外にも、まちづくり会社ならではの頼もしい支援が盛りだくさんですね。最後に出店を考えている皆さんに一言お願いします!

— コロナは、飲食店や観光業界にとても厳しい冬をもたらしましが、現在少しずつ雪解けを迎え、これからの時代に、どう挑戦していくのかを考えるタイミングに来ていると感じます。唐津は、ローカルとしても魅力があり、大きなポテンシャルを秘め、新しい挑戦をするにはうってつけのまちです。これまでコロナで挑戦を足踏みしていた方や、自分の夢を温めてきた方、何か面白いことをしてみたい!とお考えの方、是非この機会にご応募ください。KARAE・唐津のまちを楽しくする仲間に出会うことを楽しみにしています。

■募集内容についての詳細はコチラ (応募締切:2021年12月10日)

いきいき唐津株式会社 専務取締役:甲斐田晴子(かいだはるこ)
1981年唐津生まれ。早稲田大学政治経済学部卒、フランスグルノーブル政治学院に留学。野村マネジメントスクールによるハーバード大学ビジネスススクール「女性リーダーのための養成講座」修了。予備校講師、広告代理店を経て、2011年にいきいき唐津株式会社に入社。オデカフェや唐津シネマの会を立上げ、2017年には大林宣彦監督作品「花筐/HANATGATAMI」の製作を実現。2019年にはKARAEを建設を牽引し、まちづくり会社の経営基盤を確立。第1回佐賀さいこう女性活躍部門受賞。執筆論文に 「中心市街地活性化におけるまちづくり会社の役割と課題」(経済地理学年報2016 Vol.62)。


その他の主なQ&A

Q.募集条件は?
A.業種業態は問いません。ランチタイムと土日祝日は原則営業すること、2022年3月までに内装工事が終わること(※開業は、2022年のGWまでにお願いします。)、KARAEの建築デザインコードを守ることを条件としています。

Q.入居後に受けられる開業サポートは?
A.①内装費1000万円の支援、②KARAEのWEBサイト・SNSによる店舗の販促支援 、③設計・施工の専門会社の紹介、④飲食店で働くスタッフ募集の求人支援、⑤エアレジ無償提供 です。

Q.厨房機器や家具も支援対象に入りますか?
A.はい、1000万円以内であれば支援対象になります。

Q.内装、外観など設計は自由にできますか?
A.基本的にはご要望に応じます。ただし外観に関しては、KARAEのデザインコードにより使用できるカラーなどが規定されていますので、それに則って頂くことになります。

Q.応募者の評価のポイントは?
A.経営計画の具体性、実現可能性、そしてKARAEと唐津のまちを一緒に盛り立てて頂けるか、の3点です。

Q.家賃は低くなりませんか?
A.
様々なご相談を受けて、家賃・共益費12万円としていたところ、下限を10万円~上限を12万円の売上の変動制の家賃にしました。詳細は応募要項の詳細をご確認ください。

Q.最低入居期間はありますか?
A.
最低入居期間は5年です。5年以内にご退去される場合には、残り期間の家賃相当分をご請求させて頂きます。

Q.物件の内覧はできますか?
A.可能です 事務局までお問い合わせください。ご質問はメールにて24時間受け付けております。 (問合せ先:この記事の最下部をご参照ください)

■募集内容についての詳細はコチラ (締切:12月10日)


【事務局】
いきいき唐津株式会社 KARAE 飲食店テナント内装費全額支援 担当
〒847-0045 佐賀県唐津市京町1783 KARAE内 いきいき唐津株式会社
TEL:0955ー72ー3278(平日9時~18時)
MAIL:mail@karae.info

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