佐賀県唐津市。駅から徒歩2分、唐津の中心市街地にある商店街の入り口に位置するところに「KARAE:カラエ(唐重)」があります。KARAEは、ホテルや映画館、カフェ、レストラン、アンテナショップやギャラリー兼インフォメーション、シェアオフィスが入ったローカルな商業複合施設です。KARAEでは、現在入居テナントを募集しています。
唐津ってどんなまち?
唐津は、佐賀県北西に位置する約人口12万人の地方都市で、玄界灘に面していて、海山川と豊かな自然に恵まれています。特に江戸時代に植林された虹ノ松原は、日本三大松原と呼ばれ、白砂清松といわれる唐津の象徴的な景色をつくっています。
唐津の中心市街地を見守る唐津城は、観光施設として昭和に建設されたものですが、当時日本全国にあるお城の良いところをそれぞれ取り入れたそうで、そのフォルムも良く、城から臨む眺めもよく、地元民にも観光客にも人気のスポットです。
唐津と言えば、 ユネスコ無形文化遺産にも登録された秋の例大祭「唐津くんち」。江戸時代から続くお祭りで、14ケ町の町人町にそれぞれに漆と和紙でつくられた山車である「曳山(ひきやま)」を持っていて、11月2日~4日にかけて、唐津の町中を練り周ります。一度まちを出た人も、「盆正月は帰らずとも、くんちには帰ってくる」、という唐津っ子のアイデンティティを作っている祭りです。
KARAEのインフォメーションには、江戸時代に襖絵(ふすまえ)として描かれた唐津くんちの絵図が大きく飾られています。
祭りに加え、唐津には「一楽二萩三唐津」としてもしられる、豊かな「やきもの」文化があります。禅の世界に通ずる「わび・さび」を表す唐津焼は、長い間茶器や酒器として愛でられてきました。また「盛る料理がよく映える」ということで、料理の名店や料理愛好家に愛用されるやきものです。
KARAEの建設にも、唐津在住の4人の陶芸家が携わり、KARAE1Fインフォメーションでは、彼らの作品を常設展示販売をしています。
唐津の中心市街地から更に北西に進むと、日本三大朝市のある「呼子」があります。鯨漁でも栄え、その歴史を伝える「中尾家屋敷」も見どころ。何といっても新鮮なイカが食べられるということで、それを楽しみに呼子に訪れる人が後を絶ちません。
その他、玄界灘に面している唐津は、新鮮な海鮮が楽しめるだけでなく、気候と土地に恵まれ豊かな田どころとして知られ、「太閤」や「万齢」などの地酒があるほか、佐賀牛やもち豚、地鶏など家畜業も盛んで、唐津のまち全体が食材の宝庫と言えます。
KARAEを運営するまちづくり会社
KARAEを運営するのは、唐津のまちづくり会社「いきいき唐津株式会社」です。上記で見てきたように、唐津はポテンシャル豊かな地方都市ですが、日本全国の地方都市で課題となっている人口減少や少子高齢化の問題にも直面。そんな中、何とかまちの活性化を実現しようと、2010年3月に唐津市の「中心市街地活性化基本計画」とともに設立されたのが、いきいき唐津株式会社です。その誕生は行政主導でありながら、その後増資を行い、行政資本率は3.3%と極めて低く、民間企業としての地道な歩みを続けています。これまでの主な事業に、古民家リノベーションによるテナントミックス事業「中町CASA」やカフェ&レストラン「Odecafe」などがあります。
KARAEは、会社設立以前から何十年にもわたって話合いが続けられた再開発の対象エリアでした。商店街の入り口にあって、900㎡以上の敷地のほとんどが空き店舗となり幽霊屋敷状態でした。酒蔵だった家屋を活かすかどうかの議論も長く行われましたが、老朽化が進んでいるため、取り壊し駐車場にする計画が進行していました。商店街の入り口にあって、唐津の顔ともいえるこの場所が駐車場になっては、あまりに寂しい・・・そんな声があちらこちらから聞こえる中、いきいき唐津に何とかしてほしいという要望を受けて、通行量調査やニーズ調査や地元協議を重ね、KARAEの事業が計画され実現しました。
いきいき唐津は施設を開発しながら、KARAEに入居するホテルやカフェを直営し、映画館やシェアオフィスの運営もサポートしています。中でも映画館「THEATER ENYA:シアターエンヤ」は、まちの文化の発信と交流拠点として、唐津のまちに22年ぶりに復活しました。
地方の小さな会社が、開発を行いながら、これだけの多業種を運営することは多くは存在しませんし、とても難しい挑戦です。それを支えるのは、会社の唐津愛に溢れた「50年後、100年後も色あせない心豊かなまちづくり」というビジョンと、UIターンをはじめとする20~30代中心の総勢38名の会社のスタッフです。
ポテンシャルに恵まれた唐津という素晴らしい地域で、民間のまちづくり会社として奮闘を続けるいきいき唐津。この土地と会社に魅力を感じ、共感いただける法人、個人の皆さんにKARAEのテナントとしてご参画頂ければ嬉しく思います!
KARAEが募集する入居テナント
テナント募集対象区画は、KARAE1~3階のうち、下記1階のテナントとなります。
●1F:テナント募集区画04(42㎡/12.7坪/賃料101,600円(坪単価:8,000円)/共益費19,050円(坪単価:1,500円) )
KARAEに入居するテナント様への様々なサポート
・入居時に伴う内装工事の要望に応じて設計士や工事事業者のご紹介や合見積もり業務をサポートします。
・テナント出店にかかる内装費の支援をいたします(詳しくは窓口にお問い合わせください)。
・現地での求人活動を支援します。
・ご要望に応じて、KARAEのメディア(WEB、LINE、Instagram、FACEBOOK、twitter)や地元メディアへのプレスリリースを通してテナントの集客、情報発信を支援します。
・唐津のまちの様々な情報提供、ネットワークの紹介、暮らしの案内をサポートします。
・テナント入居をご検討の皆様に、必要とされている唐津の情報を個別にヒアリングをし、適切な情報収集を行いご提供します。
Withコロナ時代、働き方、暮らし方が大きく変わる歴史の転換期。「豊かさ」の価値が、都市的な利便性や機能だけでなく、ローカルな食や文化、自然環境にも向けられ、「地方」という価値が新たな局面を迎えています。この機会に唐津への出店を是非ご検討下さい。
KARAEに入居された際のイメージ
●遠方からのお客さまをホテルにご案内
KARAEのテナント入居者様のお客様は、HOTELKARAE(ホテルカラエ)でのご宿泊を割安で案内します。駅から徒歩2分の場所にあり、遠方からのお客様がご来訪時もホテルがあるので、とても便利です。
●セミナーやワークショップの開催にも便利
KARAE2階のMEMEKARTSU(ミームカラツ)では、シェアオフィスとともに、会議室やスクールを貸し出しています。ワークショップやビジネスイベントにとても便利です。
●ランチやカフェ、映画鑑賞も楽しめます
KARAEは商店街の中にあり、1階には飲食店があるため、ランチやカフェに事欠きません。22年ぶりに唐津のまちに復活したミニシアターで、隙間時間に映画鑑賞も楽しめますよ。
●唐津のまちの食べ歩き、飲み歩き
唐津は言わずと知れたグルメなまち。街中には寿司、佐賀牛だけでなく、焼き鳥やイタリアン、定食屋からミシュランをとった懐石料理店まで、幅広くバラエティ富んだ飲食店が集積しています。市民に長年愛されている屋台もおススメ。お客様をおもてなしするにも、KARAEは好立地です!
●地方都市、唐津での暮らし
唐津は、福岡から1時間ほどの距離で交通の便もよい街でありながら、ユニークな伝統文化、豊かな自然や息づく地方都市。散策するのに楽しいまち並み、知る度に奥行が増す唐津焼や祭りの文化、豊かな食材から楽しむ唐津グルメ、山川海の自然を満喫できるアクティビティなど、それぞれの人にマッチした地方暮らしがチョイスできます。
テナント様の入居だけでなく、そこで働くスタッフの皆さんが、豊かな唐津の暮らしができるよう、私達は全力で応援します。
テナント入居相談窓口
いきいき唐津株式会社/テナント相談窓口係
電話:0955ー72ー3278(平日9時~18時)
MAIL:info@ikiiki-karatsu.jp
〒847-0045 佐賀県唐津市京町1783