唐津城を一望できる温泉を楽しみ、この土地ならではの食材を用いた美食と地酒に舌鼓…。風光明媚な城下町で過ごす旅を実現してくれるのが、 KARAE1階に入居する、唐津で22年ぶりに復活した映画館「THEATER ENYA(シアター・演屋)」を運営する一般社団法人Katatsu Film Prifectが全国から募る佐賀県NPOふるさと支援制度を活用した返礼品です。返礼品ではミシュラン星を獲得した唐津の飲食店やレストランなどでのお食事、唐津を代表する旅館やホテルでのご宿泊、 唐津の伝統工芸であるやきものなどが充実。
今回ご紹介するのは、ふるさと納税で宿泊できる、唐津のホテル・旅館特集。文化と歴史ある唐津のまちに宿泊して、ローカル旅をゆっくり満喫してみては。
旅館 洋々閣
虹ノ松原に代表される、風光明媚な唐津のまち。湾に浮かぶように建つ唐津城のほど近くに、120年以上に渡って継承されてきた明治創業の老舗旅館「洋々閣」はあります。大正元年に建造された建物は、建築家・柿沼守利氏やデザイナー・永井敬二氏の手により、歴史深い風格を漂わせながらも、どこかモダンさを感じられるお宿となっています。
唐津の名宿と言えば「洋々閣」。併設するギャラリ―では、 唐津焼を先駆けて世界へ発信した窯元「隆太窯」の器が並びます。ギャラリー設立のきっかけでもある、洋々閣4代目と親交の深い「隆太窯」窯主・中里隆さんに加え、現在では太亀さん、花子さん、健太さん3代の器が一堂に集まった、隆太窯の作陶家の作品を満喫できるギャラリーです。
翌朝、老松が群生する庭園を眺めながら頂けるのは、旅の疲れを労わるヘルシーな和定食です。創業から200年以上続く唐津の老舗豆腐店「川島豆腐」のまろやかで濃厚なざる豆腐、朝市で目利きした干物、胃腸に優しい麦粥が並びます。彩り豊かな小鉢を目で楽しみながら、みずみずしい朝のひとときをどうぞ。
明治・大正の面影を残した格調高い「洋々閣」で、唐津の文化を満喫する大人旅を心ゆくまでお愉しみください。
▶関連記事「KARAE Report Vol.11 唐津ならではの食と文化に癒される、老舗旅館『洋々閣』での大人旅」はコチラ
日本料理 水野旅館
唐津城を下り、まるでどこかの時代にタイムスリップしたような石垣通りにあるのが「水野旅館」です。出迎えてくれるのは、往時の城下町を偲ばせる風格ある門。こちらは約400年前に、唐津初代藩主の寺沢氏が名護屋城から移築したといわれており、現存する貴重な文化財としても知られています。西の浜と松原に隣り合う水野旅館では、全ての客室から、目前に悠々と広がる海と浮かぶ唐津の島々の眺めを楽しめます。
自然豊かな唐津では、食材に事欠きません。水野旅館の自慢は、なんといっても玄界灘の荒波が育んだ天然の海産物です。唐津の特産品である瑞々しく透明なイカはもちろん、冬の季節には旬ものを用いた「アラ料理」や「ふぐ料理」も登場。地物を熟知した大将の、食通たちをも唸らせる逸品です。
白砂青松の景色のなかに佇みながら、唐津城をはじめ、重要文化財に指定されている「旧高取邸」や唐津くんちを執り行う「唐津神社」などにもほど近い、歴史や文化スポットの散策にうってつけの旅館です。
唐津 料理の宿 松の井
唐津の海幸山幸をたっぷり堪能したい方にぜひお勧めしたいのが、”料理宿”の異名を獲る、旅館「松の井」です。明治28年に料理屋として創業し、以来120年以上に渡って唐津を訪れた人々をもてなしてきました。大正12年に建造された山水庭園には、鯉の遊ぶ池に太鼓橋が架かり、奥には小さな滝が流れています。
旅の目的である夕食に登場するのは、地元の新鮮な食材に、創業より代々受け継がれる味と心を施した料理、「唐津懐石くずし」 。呼子直送の透明で新鮮なイカや海鮮をはじめ、黒毛和牛の最高峰である佐賀牛や伊万里牛など、料理長が吟味を重ねた唐津ならではの食材です。唐津の豊潤な土地は田どころとしても知られており 、食材だけでなく日本酒文化をもたらしました。「松の井」では、数多くの唐津・佐賀の日本酒を、料理長の秀逸な肴と共に頂けます。 ”料理宿”の名にふさわしく、唐津の食尽くしな旅館滞在。季節折々の食と細やかな心配りにお腹も心も満たされる、そんな癒しのひとときが「松の井」にはあります。
からつ温泉 旅館 綿屋
唐津が炭鉱のまちとして栄えた明治時代、炭鉱主・田代政平氏の別邸として建てられたのが、現在の「旅館 綿屋」です。約一千坪の敷地にある、純和風の3階建て日本建築の本館と繊細な意匠が施された洋館は、共に国の有形文化財にも登録されています。客室は、かつて豪商の邸であった面影を残しながらも、お客様が快適に過ごせるようにと、バリアフリー化やリノベーションなど時代にあわせて進化を遂げてきました。
「綿屋」でなんといっても楽しみなのが、唐津のまちで唯一となる天然温泉です。なめらかな肌触りのお湯は、それぞれに趣の異なる4タイプのお風呂があり、滞在中は思う存分温泉三昧を楽しめます。なかでもおすすめは、唐津湾へ続く町田川と町のシンボルマーク・唐津城を一望できる展望温泉です。パノラマビューを眺めながら、芯からあたたまる温泉に、心も体もほぐれていくことでしょう。
品格漂う老舗旅館で、唐津ならではの温泉で心寛ぐ冬の贅沢はいかがでしょうか。
唐津シーサイドホテル
唐津の景勝地「虹ノ松原」に隣接し、雄大な唐津湾にのぞむ、唐津を代表するラグジュアリーなリゾートホテル「唐津シーサイドホテル」。「くとろぎ」と「やすらぎ」がテーマのお部屋では、全面窓とバルコニーから唐津の青々とした大海原をひとり占めできます。 今にも打ち寄せる波の音が聞こえてきそうな、上質なプライベートルームです。
レストランやラウンジ、バーなどが館内に用意されたシーサイドホテルでの注目はスパ・サウナ。唐津湾を一望できる露天風呂やプール、サウナや岩盤浴が設備されています。地下1394mから湧く強塩泉は、湯上がり後も身体がぽかぽかと温まる、肌寒い日にも嬉しい泉質です。さらに8階には水城着用で男女共にたのしめるルーフトップサーマルバスがあります。海と空の境目がないかのように錯覚する美しい情景は、旅先ならではの特別感を演出してくれることでしょう。日々の喧騒から離れ、唐津ならではのロケーションを活かしたリゾートホテルで癒しのひとときをどうぞ。
HOTEL KARAE
最後に紹介するのは、映画館「THEATER ENYA」も入居するここKARAEの3階にある「HOTEL KARAE」。駅から徒歩2分、唐津の玄関口にあって唐津の歴史文化を感じることができるブティックホテルです。唐津の自然美「白砂青松」をコンセプトカラーにした落ち着いた空間で、くつろぎの時間を提供しています。 唐津の窯元「天平窯」岡晋吾作のホテルの取手の”マジョリカ焼”からはじまり、かつてこの土地にあった酒蔵の建材を蘇らせたラウンジアートや酒蔵の梁でつくられたビッグテーブル、気鋭のアーティストが息を吹き込んだ欄間(らんま)アートなど、各所に土地の記憶を伝えるアートが散りばめられています。
お部屋は気軽に泊まれるドミトリールームから商店街の路地が風景のゆったりとしたエグゼクティブルームまで、それぞれの旅に適したスタイルをチョイスできます。各個室のインテリアに起用されたのは、唐津の七山で活動する「紙漉思考室」で漉かれた和紙アート。モダンな中に唐津ならではのエッセンスが取り入れられています。何と言っても、街中へのアクセスが抜群で、周辺の飲食店や居酒屋で心行くまで楽しんだ後に、その足で帰れるホテルとしても重宝でき、旅の拠点にうってつけです。
ふるさと納税で宿泊できる、唐津のホテル・旅館特集、いかがでしたか。 「THEATER ENYA」の「佐賀県NPOふるさと支援」では、唐津での滞在のほか、やきものの里で生み出された唐津焼や、ミシュラン星を獲得した名店でのお食事を、お得にご案内しています。 唐津に22年ぶりに復活した映画館のサポーターになりながら、食と文化、歴史豊かな、奥深い魅力ある唐津を心ゆくまでお楽しみください。
今回ご紹介したお宿
【KARAEにまつわるインスタグラムのご案内】
●唐津の魅力を伝える商業複合施設:KARAE @karae_karatsu
●ブティックホテル:HOTEL KARAE @hotel_karae_
●コンセプトショップ:KARAE SHOP @karae_shop
●カフェ&レストラン:KARAE TABLE @karae_table
●やきものギャラリー:GARALLY 唐重 @gallery_karae
●映画館:THEATER ENYA @theater_enya
●飲食店:たまとり @tamatori_karatsu
●飲食店:シャンリー唐津 @karae1xiangli
●シェアオフィス&レンタルスペース:MEME KARATSU @memekaratsu
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