KARAE1階にある映画館シアターエンヤでは、映画看板を多く手掛けられ、台湾国宝級絵師と呼ばれている顔振発(イェン・ジェンファ)さんを追ったドキュメンタリー映画『顔さんの仕事』 を、11月15日(金)〜11月21日(木) の1週間限定で上映。今回、シアターエンヤでの上映を記念して、11月17日(日)13時の回の上映後、今関あきよし監督を招いた舞台挨拶の開催が決まりました!
映画『顔さんの仕事』のストーリー
現在の台南市下営区に生まれ、幼い頃から絵を描くのが好きだった顔振発(イェン・ジェンファ)。絵に対する才能を感じた家族は、看板職人の陳峰永の弟子に送り出した。1970年代は台湾映画界が盛り上がり、顔は1ヶ月に100から200枚もの手描き映画看板を描き、台南の映画館「全美戯院」の看板を制作から設置まで一手に引き受けた。だが生涯にわたる制作は、視力に大きな負担をかけ、医師が何年も前に、彼の網膜がひどく傷ついていることに気付き、右目はほぼ見えない状態に。それでも、顔振発は今も描き続けている。
台湾国宝級絵師である顔振発。映画館の手書きの大型看板から、ファッションブランド「グッチ」の巨大アートウォール、英国のロックバンド「コールドプレイ」の宣伝壁画まで、台湾で映画館の前に飾る絵看板を50年以上描き続け、本年の台北映画祭(台北電影節 / TaipeiFilm Festival)で貢献賞を受賞した、顔振発のドキュメンタリー。
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今関あきよし(イマゼキ アキヨシ) 監督プロフィール
1959年東京出身。映画監督の大林宣彦との親交も厚く、学生時代「ORANGING”79」がぴあフィルムフェスティバルで大林監督の推薦により入選受賞。若干23才で富田靖子初主演の劇場映画「アイコ十六歳」でプロとしての監督デビューを果たす。その後、新井素子原作のSF映画化「グリーン・レクイエム」、すばる文学賞受賞小説の映画化「十六歳のマリンブルー」 、ビッグコミックスピリッツ連載の漫画の実写映画化「ツルモク独身寮」、初代モーニング娘。の主演映画「モーニング刑事(コップ)」などを監督する。近年はベラルーシ共和国に渡りチェルノブイリの悲劇を取材し映画化した「カリーナの林檎~チェルノブイリの森~」、ウクライナの神秘的な緑のトンネルを舞台にした映画「クレヴァニ、愛のトンネル」など旧ソビエト圏での作品や、モスクワ(ロシア)で全面ロケした映画「ライカ/LAIKA」を制作している。
イベント情報
【日時】
11月17日(日)13時の回、上映終了後(予告編無)
【料金】
一般1,500円、シニア(60歳以上)1,100円、3歳~大学生1,000円 ※シニア、学生は要証明書
【備考】
・チケットはご鑑賞ご希望日の5日前から劇場窓口、WEBでご購入できます。
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TEL:0955-53-8064 FAX:0955-72-3288
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